読了。
今さら羊。でも羊です。
やっぱりこの探し物の話しは面白い。
ここまで活躍してくれた鼠がちょっと残念だけど。
自分の中に羊がいるってことはどういうことなんでしょうか。
混沌の世の中にあって、羊は凡庸の象徴であって、
でもその中でも特殊な羊がいるわけですね。
そこで、自分勝手に急いでいたり不快に思ったりすることがある。
それは苛立ちであり、自らの敗北なんだと。
そんな運転手やら、羊博士やらに諭されながら特別な羊を探していく。
時には、自分から離れて行ってしまう人もいる。
そんな中でも探し物をしていくのが人生なんだという一言がありました。
また、そういう会話が親子でできることの素晴らしさ。
自分はどうかな。
今からでもまだできるかな。
しっかし、いつもビールを2本を頼んでいて
羨ましかったなぁ〜
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羊をめぐる冒険
村上春樹
講談社 1996年
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