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2020年12月17日木曜日

読了メモ「ペイネ 愛の本」レイモン・ペイネ 串田孫一解説



読了。

フランスの画家であり漫画家でもある著者の
愛についての四冊分の一コマ漫画を一つにまとめたもの。
その四冊とは以下の通り。

 <ふたり>のポケット・ブック
 <ふたり>のウィークエンド
 <ふたり>のベッドサイド・ブック
 <ふたり>のおくりもの

で、それぞれの冒頭に、あの串田孫一さんが
解説というか、前書きのような文章を寄せてくれています。
自分としては、孫一さんの文章の方が
読みたかったというのが本音。

一コマ漫画は1ページを使っているので
四冊分といっても、あっと言う間に読み終えられます。
なかには、吹き出しに相当する文章がないものもあったりだけど
ユーモアに溢れていて、微笑ましくて、
愛がいっぱいの男女の姿が描かれています。
漫画なので、おっぱいが兎や音符になっていたり
ティアドロップが連なったカーテンがあったり
男性も人魚の格好をしていたりと
愛が詰まった小箱を覗いている感じで
ついクスッとしてしまいます。

孫一さんの解説は、それはそれはとってもやさしい文章です。
その後に続く漫画とのバランスも取れていて
漫画のページに入る前に
しっかりと読者の心を温めてくれる文章なのです。

山岳文学や硬めの随想論などで有名な方ですが
こういうモフモフ感あふれる文章もかける孫一さんって
とっても素敵だと思います。

あ〜、あんな文章を書けるようになれたらいいなぁ。。。。

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ペイネ 愛の本
レイモン・ペイネ
串田孫一 解説
みすず書房 1997年



2020年11月4日水曜日

読了メモ「バビル2世」1巻〜8巻 横山光輝




読了。

前回、前々回と少々重いテーマだったので
今回は、超能力少年が大活躍する漫画を読了しました。

横山先生の作品は、
2017年に「仮面の忍者赤影」のメモをアップしたけれど
今度はグッと時代感が変わって、
大昔から未来も見据えた「バビル2世」です。

TVで見ていた子どもの頃から
「バビルの塔」ではなく、本当は「バベルの塔」なのではないか。
という疑問を持っていました。
原作のコミックスを読むと
見事に「バベルの塔」となっていましたよ。
TV放映でも初回の放送は、
バベルの塔の建設シーンがありましたね。

先代のバビル1世は、地球に不時着した宇宙人です。
故郷の星と連絡をとりたくて、
バベルの塔を地球人に作らせたのですが失敗に終わり、
地球人として生活することに決めました。
バベルの塔に高性能のコンピュータを密かに作り込みつつ、
自分と同じ能力の素質を持った子孫が
生まれてくるのをコンピュータの頭脳の中で
ひたすら待っていたというわけです。

そしてストーリーは、
改造人間による世界征服を目論む
宿敵の超能力者ヨミとバビル2世との
戦いに次ぐ戦いが描かれ続けていきます。
ロプロス、ポセイドン、ロデム。
「しもべ」という封建チックな言葉もこの漫画で覚えました。
真っ赤な表皮のロプロスが、
爆風を受けて金属製のロボット仕様に変わる場面なども
わくわくして読んでしまいました。

そして、自分が覚えていないだけかもしれませんが、
ヨミの能力とバビル2世との関係には驚くべき発見もありました。


文庫版で全8巻でしたが、
最後の巻はなくてもよかったかなという感じです。
ショックな場面があったせいかしれません。
それでも、長い戦いが終わって静かにヨミを見送る
バビル2世の勇姿で完。


それでは、お約束のオープニンとエンディングは
Youtubeでどうぞ。


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バビル2世 1巻〜8巻
横山光輝
秋田書店 1994年




2020年5月9日土曜日

読了メモ「ひのまる劇場」 江口寿史



読了。

へへへ、たまには漫画も読むんだよ〜
コミックなんて、しゃれたもんじゃないよ。
漫画です。漫画。れっきとしたギャグ漫画!

「すすめ!!パイレーツ」と
「ストップ!!ひばりくん!」の
ちょうど間の作品。
途中から、主人公が誰だかわからなくなっちゃうやつです。
白智小五郎と戸田光国が主人公なんだよ。


ここのところ、江口さんのポップなイラストに関しては、
リアルワインガイドのカレンダーや
展示会の図録に、イラストブック、
最近出たレコードジャケットイラスト集
そして、ジーパン女子のTシャツまでおよびましたが、
今回は、久しぶりの先ちゃんギャグに
一人でクッククック〜クッククック〜と笑い続けさせていただきました。
笑いはよいですね。健康の源です。

今の世代に通じるのかどうかわからないけども
国際馬鹿(うましか)事務局認定のフールマークとか
ヤンキーな子分たちのやたら長くて下品な名前とか
くどいほどのギャグの繰り返しとか
懇切丁寧な脇の説明書きとかが
もう可笑しくてしょうがない。

ひばりくんは、すでに何回か読みなおしてしまっているので、
次、読みかえすならパイレーツかな〜。

ちなみに、「白いワニの栞」なんてのも、持ってます。
ネタ切れの幻覚ではありません。

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ひのまる劇場
江口寿史
イースト・プレス 1995年