2017年11月7日火曜日

読了メモ「トラブル クッキング」 群 ようこ



読了。

電車内で読んではいけないおなじみのやつである。
一人ニヤニヤして読んでいると周りのひとから怪訝な顔をされる。
それでよければよいけれど。

著者はばっちり同じ世代。
著者近影では割烹着の似合うおばちゃんになっていた。

そういう自分は、料理はほとんどしない。
昔は、カレーライスくらいは材料から買ってきて作ったことはあったが
最近はとんとそんなことはない。
カミさんの牙城を崩すわけにはいかないのだ。
最近は、体調のせいもあって、ほとんど褒め殺しに近い状態にある。
ありがとう。

さて、本書ではいろいろな料理にチャレンジするわけで
どれもなかなかうまくいきそうである。
毎度、今度は大丈夫と思い込みも激しい。
しかし、あと一手間というところで
「まぁ大丈夫だろう」
「これくらいなら仕方ない」
「他の材料で代用するか」
という心理が働き、大きな不満の残る結果が山積されていく。

このトラブルクッキングというエッセイを書くための料理なのか
実際の料理のあれやこれやを面白おかしく書いたものかは不明だが
そのなかで、タイ料理と茹でたアスパラガスが上出来だった
というのはどうとらまえてよいものか。

料理は自分はもちろん、他人、家族や友人に振る舞うものであり、
特に友人は大切に感謝の気持ちを持って接せねばと感じる一冊でもあった。

さて、今夜のおかずはなにかな。。。。

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トラブル クッキング
群 ようこ
集英社 1995年

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