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2017年12月29日金曜日

読了メモ 「朗読の楽しみ 美しい日本語を体で味わうために」 幸田弘子




読了。

ちょっと今までとは嗜好の違う感じです。

三途の川を遠くからですがチラ見したかもという
2017年は、自分にとっていまだかつてない年でありました。

そんな身体でも、何かできる楽しみを見つけようと
いきなりですが、朗読を始めてみました。
いつだったたか、恥じらいもせずいいかげんな「雨ニモマケズ」を
アップしたこともありました。

年末にあたって、その朗読についての本を読んで、
ちょっくら頭の中を整理しておこうかな
と思って手にしたしだいです。


ただ、本書の取り上げているジャンルの本腰が
古典なので、ところどころ敷居の高いところがあります。
なにせ、私めは古文が大の苦手なのでありまして。
源氏物語、蜻蛉日記、奥の細道などなど
あり、おり、はべり、いまそかり。。。。
ずっと時代は下って、樋口一葉が話しのメインになるのですが
ここでもちょっと自分にはまだ難しい。


えっと、朗読と音読の違いってご存知でした?
自分はでんでんおんなじだと思ってたのですが違います。
人に聞かせるためなのが朗読なんですね。
聞き手がいるんですよ、朗読の場合は。
なので、物語を読み込むことはもちろん
地の文も含めて、登場人物の気持ちを
聞いている人に伝えないといかんのです。
ただ、演劇ではないので、演出過剰はお呼びではありません。
どちらかというとアコースティックな楽器演奏に近いように思います。

というような感じのことが書かれているおりますが
要は月に一度ですが朗読教室に通っております。はい。

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朗読の楽しみ 美しい日本語を体で味わうために
幸田弘子
光文社 2002年


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