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2018年11月23日金曜日

読了メモ「パン屋再襲撃」 村上春樹



読了。

ナンセンスである。

とても面白い短編が6つ。
頭を空っぽにして読むのがよい。

なんだかんだと世間の下馬評を気にしてはいけない。
純粋に短編小説を楽しむ。
本書はそういう向きの本ではないか。

その後、長編に発展していくプロローグ的な話もあるから
こっちを読んでから長編にいくもよし、
長編をよんでから、こっちに戻って
ニヤついて読むもよしだと思います。

やっぱりその鳥というか猫というか
小さな女の子というか路地の話がよかったし
ファミリーアフェアーという妹とその婚約者の話や
象の消えた話で異次元の世界へ入っていって
頭の中がぐるぐると回ってしまい面白かった。

しかしながら、マクドナルドはパン屋なのだろうか
とずっと思っている。
あなたはどう思いますか。

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パン屋再襲撃
村上春樹
文藝春秋 1986年

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