読了。
時々、この話を耳にするけれど、
みなさんはどう思いますか。
思い起こせば、
「この一歩は一人の人間にとっては小さな一歩だが、
人類にとっては偉大な一歩である」
とは、アポロ11号のアームストロング船長の言葉。
翌年の大阪万博での「月の石」の展示。
月着陸船や母船とのドッキングの映像。
そして、月面での活動の様子。
星条旗が立てられた写真もありましたね。
しかし、これらは本当のことなのか。
米国国民の20%は月面着陸を信じていないとか。
本書では、当時のさまざまな写真をもとに
月面での不可解な現象を指摘しています。
はためく星条旗、向きや大きさの違う影、
逆光なのに鮮明に写る飛行士や着陸船のパネル、
星一つ写っていない真っ暗な宇宙。
などなど、他にも言われてみれば。。。。
という写真や映像の解説があります。
もちろん、写真や映像はNASAが公表したものです。
また、アポロ計画の背景にあった
旧ソ連との関係についても触れています。
当時、宇宙開発においては、旧ソ連が優勢でした。
1961年に旧ソ連は人類初の有人宇宙飛行に成功し、
「地球は青かった」
というガガーリン少佐が残した言葉は有名です。
現在、無人ですが火星への探索が開始され、
日本も「はやぶさ1号」「2号」で、
太陽系の探索を始めています。
アポロが月面に着陸したのが50年前。
それを信じるも信じないのも読者が決めることと
都市伝説のようなことを著者は言っていますが、
宇宙への夢を持って生きようと締めくくっています。
ちなみに、著者のエム・ハーガは、
芳賀正光という日本人で
本書を英語で出版し、自身で日本語訳したものです。
さらに、著者は月に土地を持っているらしいです。
本書に結論はありません。
もう一度お尋ねします。
みなさんは、どう思いますか。
私は行ったと思います。
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アポロって本当に月に行ったの?
エム・ハーガ
芳賀正光訳
朝日新聞社
※下記は文庫本でのご紹介です。
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