1)「告白」
町田 康
中央公論新社 2005年
読了日:2024年3月11日
・河内弁のボケとツッコミは読み出したら笑いが止まらない。
主人公の葛藤に読者の心は揺さぶられる。
柊 サナカ
宝島社 2023年
読了日:2024年3月13日
・大崎駅始発のJR山手線内回りのショートショート集。
お話と各駅との関連性はそれほど深くはないかな。
3)「銀河の片隅で科学夜話 物理学者が語る、すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな驚異」
全 卓樹
朝日出版社 2021年
読了日:2024年3月14日
・天空、原子、数理社会、倫理、生命をテーマにした科学コラム。
民主主義の意思決定を世論力学で解く見方は面白い。
多数決は必ずしも正ではない。
川上未映子
講談社 2023年
読了日:2024年3月14日
・川上さんのぶっ飛び小説。歯科の診察台を舌にみたてる感性に目が点。
関西弁が小気味良いリズム。
谷崎潤一郎
集英社 2020年
読了日:2024年3月18日
・四つの犯罪短編小説。どれも面白い!
江戸川乱歩が影響を受けたくらいなんだから。
湯川秀樹
平凡社 2022年
読了日:2024年3月23日
・サブタイトルが象徴的な湯川博士の執筆時年齢も併記されたエッセイ。
文学/哲学と科学は、途中のプロセスこそ違うが
目指すは同じという観点に感服。
0 件のコメント:
コメントを投稿