2014年6月6日金曜日

日曜日は

鎌倉ブックカーニバル。
バリエンさんは、性懲りもなく出店するのだが、
しかし、天気がかなりやばそう。。。。

雨天では、たくさんの本の搬入もままならないので
逆に、思い切って冊数を減らしてしまうというやり方もあるね。

なにはともあれ、楽しみだな〜

2014年6月5日木曜日

恐怖

著者 : 筒井康隆
文藝春秋
発売日 : 2001-01-10
タイトル、装丁、そして冒頭からのただならぬ現場の情景。。。。 すっかり、筒井マジックに囚われてしまいました。最初の波を超えると転がるように話が進んでいき、細かいカット割りの機関銃のような会話になったり、気を持たせるスローなテンポでじらしたり。さすがです。かえすがえすも装丁やタイトルに騙されてはいけません。といいつつ、ジャケ買いしたのはここだけの話です。

2014年6月3日火曜日

ということで

まぁ、あんまりこまっちゃくれたこと考えずに
読んだ本ばかりになってもかまわないので
書いてくことにしました。

人間になりたがった猫

大人になって読む児童文学って、やっぱりいいなぁと思う一冊。登場人物は、その個性や役割がはっきりしているし、話の流れもある程度は想定の範囲かもしれない。でもね、人間であることの尊さ、愛する人を思う心がある一方で、逆に腹黒いやましさも持ち合わせているのが人間なんだってことを示してくれる。「人間は生まれたままでは人間ではない、つとめてはじめて人間になるのだ」という解説が的を得ています。

2014年5月31日土曜日

青山の青空

3月に亡くなられた安西水丸さんのエッセイ。「僕」「街」「時」の三つにくくられた風景からなる。雑感といえば雑感だけれども、素敵なつぶやきがいくつもあります。個性については「主張するものではなく、そこはかとなくにじんでくるもの」と言い、自身がイラストを描く時は「シンプルであることと、おいしそうであることを心がけている」とか。巻末の柴門ふみさんとの「プレゼント」をテーマにした対談もとてもいい。二人の会話がとてもやさしい。

2014年5月28日水曜日

リンさんの小さな子

吐露します。タイトルだけで手に取りましたw。でも、話はそんな腰軽なものではなく、戦争で家族を失ったリンさんと孫娘の赤ちゃんが祖国を追われます。そして妻を失った太ったおじさんとの友情と別れ、再会。二人の国は(恐らく)宗主国とその植民地の関係にあり、言葉は通じない。唯一交える言葉が「こんにちは」。ラストのシーンは滲む瞼のなかに浮かんできます。そして、読み終えて、ふと思ったのですが、はたしてこの子、本当は.....。