ちひろ美術館で開催されている企画展
「村上春樹とイラストレーター」
を観てきました。
佐々木マキ、大橋 歩、和田 誠、そして安西水丸。
展示されている各氏のイラストのそばには、
村上春樹作品の一節も掲示されていて
それを読みながらイラストを観てまわるのが楽しいです。
また、その装丁や挿絵が施されている書籍の現物も置いてあって
手に取って読めるようになっています。
展示スペースには椅子ももちろんあるので
ついつい手に取って読み耽ってしまったり。
村上春樹作品は、読めていないものがまだありますが
数々の作品にそえられているイラストを観て、
また、普段は表側に出ることの少ない4人の笑顔もしっかりでていますし
読書欲をさらにさらにそそられます。
美術館は住宅街の中にあって緑に包まれ、
常設展示のいわさきちひろの作品や
復元された彼女のアトリエ展示なども充実していて
企画展と併せてとても見応えがあります。
アトリエの前に掲げてあった、
昔に戻るなんてとんでもないという
彼女の文章もとっても素晴らしかったなぁ。
ちなみに、混んでいることもなくゆっくり見ることができました。
絵本の充実している図書室も公開されており、
小さいお子さんが遊べる部屋が確保されていたりと
柔らかい雰囲気が美術館全体をつつんでいます。
小さいお子さん連れのご家族も何組かいらっしゃいました。
ただ、企画展の開催期末には混むという噂もちらほら。
気になる方は早めに訪問された方がよいかと思います。
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