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2021年5月2日日曜日

読了メモ「水の巡礼」田口ランディ 森 豊/写真


読了。

田口ランディさんの本は何冊か読んでますが、
本書は、どちらかというとスピリチュアルな分野のお話です。
森 豊さんの幻想的な写真を交えて、
水と魂のつながり、芸能と水の関係などが綴られます。

ランディさんの人生にとっての
ターニングポイントは屋久島でした。
以前、ランディさんが書かれた屋久島の本も読みました
屋久島に出会って作家になったと仰っているほどです。
屋久島はひと月に三十五日も雨が降る
と言われるくらい多量の水を抱える島です。
透明な水とエメラルドの苔。
空気を吸うと肺が浄化され、雨が降ると森が歌うんだそうです。

そして、その水と魂は似ているのだそうです。
ランディさんは広島に訪れた時、
市内ではなく、山に登ったそうです。
平和公園は暑くて、魂はいない、
神様を象徴するものが市内にはないそうです。
山にあるお寺のそばには清水や滝があって、
魂が休まるホッとするところのようです。

ハワイ原住民の伝説のサーファーによれば、
世界は海によって結ばれた水の中の島々なのですと。
水は世界をつなぐものでもあるようです。

お話は10個あって、その中では
 熊本 水と共鳴する魂
 鹿島神宮と要石の謎
の話が好きかな。

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水の巡礼
田口ランディ 森 豊/写真
角川書店 2006年

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