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2014年10月12日日曜日

聖なる怠け者の冒険

著者 : 森見登美彦
朝日新聞出版
発売日 : 2013-05-21
主人公は、一応、小和田君らしいが、前半は殆ど出てこない。
それでいて、勝手に にどんどん話は進んで行く。
同じパラグラフの中でも、ぐいっと転回して話が進む。
漫画を読んでいるようなスピード感に近い。
後半の情景は「千と千尋....」の「油屋」を思い起こさせ、
自分には八兵衛明神が、あのキャラと重なってしまい、
よけいに漫画っぽく感じたかもしれない。

にも関わらず、物語のうえでは単に土曜日一日しか時間は経っておらず、
話がぎゅうと詰まっているようだが、主人公とおぼしき小和田君は怠け者で、
最後になるまであまり動きがないという不思議なお話。

で、結局、この話は狸に化かされる話なのかな?
でも、正義の怪人「ぽんぽこ仮面」は実在するしな〜.....。

あっ、そうそう、テングブランっていう電気ブランもどきのお酒も出てくるよ。

読み込み中

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