2014年7月19日土曜日
恋愛論
恋愛論
この人はちょっと違う世界にいる。
挿入されてる写真の空気感も。
愛する女性をじっと見つめている感じが伝わってきて、
同時に見つめられている感じも伝わってくる。
女性はいつも先を見ていて、
男はほんの少しだけ前の過去を見て生きているような印象。
冒頭の扉は、有名な宵待草の詩から始まる。
抒情詩、恋愛論、旅中備忘録の3部構成だが、
断然に抒情詩の編がいいと思う。
2014年7月16日水曜日
I Love You
2014年7月11日金曜日
戦争における「人殺し」の心理学
読後感をひとことで言えば、
「なんて人間は愚かなんだ」とでもなろうか。
戦争はあらゆるものが失われる一方で、
不幸にも戦場に向かった兵士の心には一生涯拭いきれぬ深い傷が残る。
軍の規律、連帯、大義、恐怖、
強烈な対人殺人の強制下でも、兵士は本当は人を殺したくないのだ。
戦場で敵と相対した緊迫した状況でさえ
銃の照準を外す兵士が多かったことが示される。
人はなぜ人を殺すのかよりも、なぜ人は人を殺さないのか。
という問いを著者は提示する。
また、そんな兵士のズタズタになった精神を癒す措置に今更ながら気づき、
それがなされなかった事例は本当に心が痛む。
なお、本書には、思わず目をそらすような記述も一部出てくるので
読まれる方は注意が必要です。
「なんて人間は愚かなんだ」とでもなろうか。
戦争はあらゆるものが失われる一方で、
不幸にも戦場に向かった兵士の心には一生涯拭いきれぬ深い傷が残る。
軍の規律、連帯、大義、恐怖、
強烈な対人殺人の強制下でも、兵士は本当は人を殺したくないのだ。
戦場で敵と相対した緊迫した状況でさえ
銃の照準を外す兵士が多かったことが示される。
人はなぜ人を殺すのかよりも、なぜ人は人を殺さないのか。
という問いを著者は提示する。
また、そんな兵士のズタズタになった精神を癒す措置に今更ながら気づき、
それがなされなかった事例は本当に心が痛む。
なお、本書には、思わず目をそらすような記述も一部出てくるので
読まれる方は注意が必要です。
2014年7月6日日曜日
骨董祭でカバン
鎌倉骨董祭が朝の9時からあって
特に期待もせずに行ってきました。
で、ある一品が気になって覗き込んでいたら
おばちゃんから値段の提示が。。。。
その値段を聞いてふふ〜んと
こっちのそそる気をあまり見せないで
一旦、その場を離れ、
30分くらいしてまた覗いて
安い値段にしてくれるかと聞いたら、
「戻ってきてくれたから、その値段でいいよ」
ということで、めでたく取引成立。
持ち帰って、汚れを落とし
ミンクオイルを塗りこんで
磨いてあげました。
まぁ、オイルが染み込む染み込む。
カバンが嬉し声をあげているようです。
しばらく間をおいて、またオイルで
磨いてあげたいと思います。
2014年7月3日木曜日
科学以前の心
著者は人工雪を世界で初めて作った人。戦前、戦中、戦後を通じた科学者のエッセイ。と言っても、難解な数学や理論物理の話ではない。戦前に天皇陛下へ人工雪の実験を披露する苦労話に始まり、子供たちに話す失われた世界とシーラカンスの話、苔寺に差し込む陽の光の暖かみの描写。なにかをするまえにちょっと考えてみることが科学であり、科学は善いも悪いも、きれいも汚いもない。いわんや偉いだの下賎だのは....。今の時流にそえば、こんなメッセージがあった。原子力の解放が人類の文化の滅亡を来すか、地上に天国を築くか、それを決定するのは科学ではなく人間性である。で、こんな歌詞を思い出した。「心を忘れた科学には、幸せ求める夢がない 心を忘れた科学には、地獄の夢しか生まれない」
2014年7月1日火曜日
妄想銀行
妄想銀行 (1967年)
昭和42年発行版で、文庫サイズでなく新書サイズ。ご存知、星 新一のショートショート32編。ちょっとした毒が効いていたり、わがままな人間の心を覗いてしまったと思うと、少しホッとするような救いのある話があったりする。どれも人の心理のゆれる様がテンポよく読み取れて面白い。印象に残ったのは、あわれな「味ラジオ」と、マジックショーを観てるような「魔法の大金」、自分勝手な思い込みの「女神」かな。
昭和42年発行版で、文庫サイズでなく新書サイズ。ご存知、星 新一のショートショート32編。ちょっとした毒が効いていたり、わがままな人間の心を覗いてしまったと思うと、少しホッとするような救いのある話があったりする。どれも人の心理のゆれる様がテンポよく読み取れて面白い。印象に残ったのは、あわれな「味ラジオ」と、マジックショーを観てるような「魔法の大金」、自分勝手な思い込みの「女神」かな。
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