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2014年7月1日火曜日

妄想銀行

妄想銀行 (1967年)

昭和42年発行版で、文庫サイズでなく新書サイズ。ご存知、星 新一のショートショート32編。ちょっとした毒が効いていたり、わがままな人間の心を覗いてしまったと思うと、少しホッとするような救いのある話があったりする。どれも人の心理のゆれる様がテンポよく読み取れて面白い。印象に残ったのは、あわれな「味ラジオ」と、マジックショーを観てるような「魔法の大金」、自分勝手な思い込みの「女神」かな。

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