鎌倉市役所の小さな会議室に、一日限りで開催されていた
東日本大震災被災現場写真展をみてきました。
総枚数104枚。
巨大なタンクがおしぼりのようにひしゃげている
幅わずか2mの堀にトラックの頭が吸い込まれている
高校校舎の3階に自動車がひっくりかえっている
ジェットコースターのようにJRの線路が螺旋状に曲がっている
写真そのものは言葉を持ちませんが、
そこにみえる現実の酷さ、津波のエネルギーの大きさ、
そして、被災された方々の姿を伝えていました。
写真一枚一枚には、撮影当時者のコメントが
数行添えられていて、それもまた臨場感をかきたてます。
自分は言葉を失うばかり。
その途中、街のディスプレイに流されていたニュース映像で
津波が陸地や川を遡っていく映像を見た記憶があります。
今回、改めて惨状の一部を目の当たりにし、
抗うことのできない自然の力の大きさをあらためて感じました。
2年ほど前、石巻と女川に行った時、
被災地のあまりの広大さに胸が詰まったことを思い出しました。
この美術館にもいつか行ってみたいと思います。
写真展会場の外では、東北支援のイベントが開催されて
多くの模擬店も出店し、サンマやホタテなどをたくさんいただきました。
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