2016年3月13日日曜日

東日本大震災被災現場写真展



鎌倉市役所の小さな会議室に、一日限りで開催されていた
東日本大震災被災現場写真展をみてきました。

総枚数104枚。

 巨大なタンクがおしぼりのようにひしゃげている
 幅わずか2mの堀にトラックの頭が吸い込まれている
 高校校舎の3階に自動車がひっくりかえっている
 ジェットコースターのようにJRの線路が螺旋状に曲がっている

写真そのものは言葉を持ちませんが、
そこにみえる現実の酷さ、津波のエネルギーの大きさ、
そして、被災された方々の姿を伝えていました。
写真一枚一枚には、撮影当時者のコメントが
数行添えられていて、それもまた臨場感をかきたてます。

自分は言葉を失うばかり。

5年前、自分はあの日、徒歩で帰宅しました。
その途中、街のディスプレイに流されていたニュース映像で
津波が陸地や川を遡っていく映像を見た記憶があります。
今回、改めて惨状の一部を目の当たりにし、
抗うことのできない自然の力の大きさをあらためて感じました。


2年ほど前、石巻と女川に行った時、
被災地のあまりの広大さに胸が詰まったことを思い出しました。
この美術館にもいつか行ってみたいと思います。


写真展会場の外では、東北支援のイベントが開催されて
多くの模擬店も出店し、サンマやホタテなどをたくさんいただきました。

 

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