2016年1月11日月曜日

谷根千で古書店巡り



上野の博物館で兵馬俑を観たあとは、
ちょっと足を伸ばして谷根千へ。

この界隈もすっかり有名になって
連休も多くの人で賑わっていました。

お邪魔したのは、谷中ぎんざ入り口の
夕焼けだんだんの上にある「古書 信天翁」さん。
実はこのお店もビルの2階にあるのですが
前回ご紹介した鎌倉のMobloさんと同じく
路上に無人で古本や雑誌、レコードなどを置いていて
会計は2階までお客様が持ってあがるというものでした。
古本の世界ではごく普通な売り方なのかもしれないですねw

谷根千は海外からの観光客も多く、
日本の雑誌をもの珍しそうに手にしていた外国人に
どこで買えばいいですかと聞かれたので
ビルの2階にお店がありますよと教えてあげました。

近くではベーゴマ回しを無料でやっているし
アイドルとなっている猫を写真に撮っていたり
道端で一杯飲んでいる人もいるし、
自由でのんびりした時間が流れている街です。

ちょうど訪れた翌日からでしたが、
新しい古本屋さんが開店するという話がありました。
覗いてみたら開店準備中で忙しそうでしたよ。

他にも3軒ほど古本屋さんを周りました。
どのお店も個性的ですし、
そもそも街全体が歩いていて楽しいところです。

また、散策と巡回に来たいですね。

 

2016年1月10日日曜日

上野で兵馬俑


上野の東京国立博物館で開催中の
特別展「始皇帝と大兵馬俑」を観てきました。

会場は博物館内にある平成館の2階。
第一会場では、秦やその前後の時代の武具や宝飾品、
始皇帝にまつわる解説やビデオ映像など
今回の特別展のいわばプロローグ。

そして、第2会場で、銅車馬が迎えてくれて、
続く大きな会場で複数体の俑を観ることができます。

もちろん、限られた博物館のスペースですので
何千体もの俑があるわけではありません。
それでも、一人一人の顔の異なる歩兵、騎兵、御者、将軍などの
実物展示をみると始皇帝の巨大な権力を背景に怖い感じもするほどです。
ほぼそのままの形で発掘されている現場の写真なども迫力があります。


自分は、高校生の時、社会科では世界史を選択していました。
なので、展示の解説を読んでいると懐かしい響きの言葉がでてきたりして、
そういう意味でもこの種の展示や、同じ敷地内にある東洋館は好きなのです。

また、いつもは音声ガイドとかは使わない方なのですが
今回のナビゲーターは、壇蜜が担当しているという看板に誘われて
耳元で艶っぽい壇蜜の声を聞きながら見学をしてしまったのは内緒ですw


そして、博物館を出る時、ちょっと嬉しいお知らせにも遭遇!
今後予定されている特別展や企画展示のチラシをもらいましたが
なんと、その中にアレがあったのです!!
個人的にはかなり期待してます。なんてったって科博だし!!!
楽しみだなぁ!!!!絶対行くぞ!!!!


2016年1月8日金曜日

読了メモ「猫がゆく サラダの日々」 長田 弘



読了。

詩人 長田 弘さんによる女の子と猫の物語。

読み始める前は、長田さん風の我輩は猫である的なお話かなと
装丁やタイトルからそう勝手に思っていたが、はたしてそうではなかった。

2年ほど前に前作の「ねこに未来はない」を読んでいて、
そちらは、ゆるい感じのエッセイだった。
本作は、ぐっと哲学ちっくであるように思う。
別な言い方をすれば、42の章からなる散文の形をした詩のようなものか。

登場するネコもネコらしくない。
なんせ、名前がウサギ。
ウサギと呼ばれながら、藤細工のトランクに入った
ほとんど動かない年老いたでぶなネコ。
名前やネコで連想するイメージとは真逆に近い。

このネコの飼い主が、ジュジュという女の子。
漢字で、自由自由 と書く。
仕事は楽しみで労働は強制、何のために?という問いが嫌い、
蜜柑箱と称する地下鉄(銀座線のこと)だけがジュジュにとっての地下鉄で、
街の中では、何やか屋という言葉を売り買いするお店のある
赤いライオン横丁が好きな場所。

なかでもエレベータの話が印象に残る。
32階しかない建物なのに、なぜ35階までエレベーターの数字があるのか。
6階と書いてはあるが、そこは本当に目指す6階なのか。
実はエレベーターとは飛んでいるのではないか。
と、不思議な堂々めぐりの世界に入り込んでいく。
でも、読んでいて、足元がふわりと浮くようなこの感覚は、
その昔、夢か空想か何かで感じたことのあるようなものだった。
うまく思い出せないけど、遠い記憶の中にかすかに残っている。


以前も書いたけれど、長田さんの文章には、
行間から滲み溢れてくるところを味わう面白さがとってもあると思います。
昨年、亡くなられたのが残念でなりません。

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猫がゆく サラダの日々
長田 弘
晶文社 1991年
 

2016年1月4日月曜日

映画「写真家 ソール・ライター」


正月休みの最終日に映画を観ました。

巷で人気のハリウッド映画ではなくて
ミニシアター系です。

「写真家 ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」



予告編の通り、画家であり写真家である
ソール・ライターがつとつとと喋り
部屋や街中を歩きまわる映像がつづきます。

その中で、網膜に残る色合いの
カラー写真の映像もたくさんでてきます。

言い方がよくないのですが、
カラー写真って、どこか ”薄っぺらい” イメージを
ずっと持っていました。
今回、この映画を観てカラー写真に対する見方が
変わったような気がします。うまく言えませんが。


印象的だったのは、やはり

 人生にとって大切なのは
 何を手に入れるかじゃなく
 何を捨てるかなんだ。

という言葉と
ソール・ライター自身が、
LUMIXやSONYのデジカメを持って
街中を撮影して楽しんでいる姿でした。

何を捨てるかなんだ。といいつつ
部屋の中はすごい状態です。
きっと捨てたのは他のものなのでしょう。

そしてこれだけの写真家の人が
我々が持っているのと同じ普通のデジカメで
背面の液晶を見ながら写真を撮っている姿と笑顔が
本当に楽しそうでした。

今年は、自分も写真撮影をもっと楽しみたいなと思ったのであります。

2016年1月3日日曜日

今年も古本屋 巡ります。

新年一発目は、鎌倉のBooks Mobloさんへ。

Mobloさんの店舗は2階なのですが、
お正月休業中の1階の別店舗スペースに絵本を並べていました。
単に絵本がパラパラと置いてあるだけで無人。
お客様は気に入った絵本があれば、
2階に上っていって代金を払うという仕組み。

で、これがちゃんと機能するところが素晴らしい。
自分が2階の店舗にお邪魔している間にも
1階から絵本を持ってきて購入されていた
お客様がいらっしゃいました。

絵本って、自分が子供の頃にあったものが
今でも結構残っていて、すっごく懐かしかったりします。
子どもたちにも、是非読んでほしいなと想うものの
大人の懐古主義の押し付けにならないようにしなければとも思います。
そのためにも、大人も、もう一度絵本を読むってのは大切なことではないかと。
それにしても、鎌倉の人の多さには驚愕。
鶴八は無論、ちょっと離れた神社仏閣にも
これでもかというほどの
ひと、ひと、ひと、ひと。

小町通りなんて遠目で覗いただけで
ゾッと寒気がするような混み具合でしたよ。
JRの駅員さんも乗降客の整理誘導で殺気立ってました。
とにかくすごいヒトデでした。


下の写真はおまけ。
海老天2尾つきの手打ち蕎麦を食べました。
いつもは駅の立ち食い蕎麦なので(涙)
これはホント美味かったわ〜

2016年1月2日土曜日

読了メモ「思い出のマーニー 」 J・G・ロビンソン


読了。

2016年、最初の読了メモです。
今年もよろしければおつきあいくださいませ。


ところで、このお話は、ジブリで映画にもなった
というのですが記憶にありません。
単に観ていないだけなのですが、
皆さんはご覧になりましたか??


実の親を失い、養父母の元さえも離れて
海辺の町へあずけられることになったアンナという女の子と
そこで知り合ったマーニーという不思議な女の子とのお話です。

前半は、アンナだけで話が進みます。
いつになったらマーニーが出てくるのかと
多少じれったくなりますが、
そこは、不遇なアンナの境遇を
しっかり理解する大事なところです。

ついにマーニーと出会い、一緒に行動を共にする話の中で
察しのいい読み手はおそらく気がつくと思います。
あれ....、もしかしたら......って。


後半になって、一気に謎解きが始まりますが
鍵となるノートの出現で、なんとそこまで遡るのか!と
自分は読みが浅かったことに気づきました。
そして、これまでの小さなモチーフが全てつながってきます。
もちろんミステリーなどではありません。
相手のことを素直に感じとり、正直に生きて愛する人を想う。
ファンタジー作品ですが、ひもといていく話の展開は、
ぞくぞくするくらい感動的です。


「ふしぎなことだけれど、愛されるということが、
わたしたちが成長していくのを助けてくれる
大切な条件の一つなんですよ」

に対して、一番年下の小ちゃな子は、もうおじいちゃんだね
といって笑いあう子どもたちが無邪気で、
そんな純粋な感性が素敵です。


さて、ジブリのアニメ作品の方も探して観ておこうかな。

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特装版 思い出のマーニー
ジョーン・G・ロビンソン(訳 松野正子)
岩波書店 2014年

2016年1月1日金曜日

元日の日暮れ


このお正月は喪中という過ごし方をしています。

いつものお正月と同じではない
ということは確かなようですが、
かといって、ではどう過ごしたら良いのか
少々ぎこちないのが正直なところです。

そんなことを感じているうちに
元日もあっという間に日が暮れて行きました。

さて、2016年はどのような年にしていくかな。

2016年 元日の日暮れ